日本の伝統グルメともてなしの心

料理の味は舌だけではありません

料理の味は、舌だけで決まるわけではありません。
周りの環境や、盛り付けられた姿、その食器との調和や、もてなしの心が、大事だと思います。
それらを欠かかしてしまうと、本当のグルメとは言えないと思います。

特に、日本料理の場合はもてなしの心、接待術が非常に洗練されています。
有名料亭の中には、料理人や接待に当たる人にお花の稽古や、文学の教養を身につけさせるといった事をしているところもあるようです。

では、具体的に見ていきましょう。
例えばお辞儀の仕方について。
お客様に頭を下げる時には早すぎず遅すぎずが良いと言われています。
あまりにも早くお辞儀をすると、客が落ちつかなくなり、あまりにも早いお辞儀だと客にとってはせわしなく感じ、無礼にあたります。
早すぎず遅すぎず、下げる時と上げるときのスピードが同じくらいがよいとされています。
また、機械的なお辞儀にならないように工夫するなどの細かな気配りが必要です。
日本のグルメはお辞儀の仕方ひとつをとっても、とっても奥深いのですね。